見えづらさの原因は、多岐にわたります。
近視や乱視、遠視などの屈折異常、メガネ・コンタクトレンズが合ってない、ドライアイ、目に傷がある、白内障、緑内障など原因によって治療法は異なります。
急に見えづらくなった時は病気が隠れている時もあるので、眼科で原因を確認することが大切です。

目が赤くなる原因としては、充血や出血があります。
アレルギー性の結膜炎や細菌の感染により炎症を起こすと、充血につながります。その他、ドライアイや虹彩炎、角膜の傷、上強膜炎、強膜炎でも充血を起こす原因となります。
白目がベッタリと絵の具をたらしたように赤くなるときは結膜下出血が考えられます。
原因によって、治療方法は異なりますので、一度ご相談ください。

目が痒くなる原因としてはアレルギー性結膜炎が有名です。花粉やハウスダストなど様々な原因でアレルギーが引き起こされ、痒みに繋がります。
その他、コンタクトレンズの使用やドライアイが原因で痒みが生じることもあります。
目の痒みは、日中の不快感だけでなく、就寝中に擦ることで、角膜に傷がついたり、瞼が腫れたりといったことにもつながります。
ものもらいや瞼の炎症によって目の縁の痒みが出ることもあるので、原因によって、適切な治療を行うことが大切です。

瞼が腫れている、しこりがあるといった場合はものもらい（麦粒腫）や霰粒腫が考えられます。
麦粒腫の場合は、点眼や軟膏、ひどい場合は内服にて治療をします。
霰粒腫も点眼や軟膏で治療しますが、改善しない場合は切開が必要になってきます。当院ではIPL治療により霰粒腫を治療することができます。IPL治療は4～5回ほど回数が必要となりますが、切らずに治療することが可能です。お気軽にご相談ください。

目の疲れは肩こりや頭痛につながることがあります。原因としては、コンタクトレンズやメガネの度数が合っていない、ドライアイ、パソコン作業などの手元作業が多く目の筋肉を酷使しているなどが考えられます。
コンタクトレンズやメガネの度数は定期的にチェックして、合っているものを使用することが大切です。
また、ドライアイは乾きだけでなく、充血や疲れなど様々な症状を引き起こすので、しっかりと治療することが大切です。当院では、点眼だけではなく、IPL治療も行っております。お悩みの方は一度ご相談下さい。

目の中にゴミが入っている、目に傷がついている、ドライアイがあるなどの原因で現れる症状です。
目の中にゴミが入っている場合は、ゴミを除去すれば症状は改善しますが、傷やドライアイが原因の場合は点眼薬などによる治療が必要です。
ドライアイと診断され、点眼を使っているもごろごろが治らない場合は、マイボーム腺の圧出やIPL治療が効果を発揮することがありますので、ご相談ください。

目やには目の表面にある不要なものから出来ています。朝起きた時に、目の周りに少量がついている程度であれば問題はありませんが、日中もだらだらと出る、充血や痒み、痛みがあるといった場合は注意が必要です。細菌感染症やウイルス感染症、アレルギー性の結膜炎、涙道狭窄、ドライアイなどが原因になります。

視界に黒い影や虫のようなものが見える（飛蚊症）、光が走って見える（光視症）は、生理的なもののこともありますが、目の奥に病気が隠れていることもあります。眼科で散瞳検査を受けて、網膜裂孔や網膜剥離、硝子体出血などが原因でないか目の奥まで詳しく調べることをお勧めします。
散瞳検査の後は、検査薬の影響で、4～5時間は車などの運転が出来なくなりますのでご注意下さい。